2010年02月01日

トヨタ自動車のリコール問題

今や日本のみならず世界を代表する自動車メーカーとなったトヨタが、アクセルペダルの不具合を巡り、北米を中心に大規模なリコール(回収・無償修理)問題に直面しています。
私たちのトヨタに対する伝統的なイメージは、あくなき「カイゼン」、徹底した品質管理、ほとんど借金をしない堅実な経営などといったものでしたから、今回のリコール問題は大変ショックなものでした。
原因については、様々に報道・分析されているところですが、トヨタが急速なグローバル化を進め、世界市場でナンバー1のブランドに成長していく中で、私たちが良くも悪くも「トヨタ的」と感じてきた企業文化が変容してきたこともその一因であると言えそうです。
ピンチにあるとは言え、トヨタには未だ「ヒト・モノ・カネ」どれを取っても素晴らしい経営資源が社内にあります。この機に、再びトヨタらしいモノづくりの原点に立ち返って、日本を代表する企業として再生して頂きたいと願っています。

ひるがえって見ると、私たち民主党もまた、政権交代という一つの目標を果たした一方で、現在は国民の皆さんから多くのご批判を頂いているところです。国民の皆さんが何を私たちに期待して一票を投じられたのか、いま一度かみしめつつ、今は国土交通大臣政務官としての責務を全力で果たして参ります。

2010年01月25日

ブラジル訪問

先週18日から22日まで、高速鉄道に関する協議のためブラジルを訪問していました。
鳩山総理の親書を携え、アレンカール・ブラジル副大統領をはじめ政府要人との会談を行いましたが、その中で日本政府としては、日本企業が参加できる状況となれば、技術面・資金面で全面的にバックアップしていくことを伝えました。
また、2月にも予定されている入札条件が民間企業にとってリスクが大きすぎる懸念もあり、その見直しを併せて要請したところです。

ブラジル側は、私が総理特使として派遣されたことに謝意を表するとともに、その熱意を重く受け止めるとの認識を示しました。
また、現在の入札条件は最終案ではなく、日本側の意見を踏まえ必要であれば修正を加えたいとの見解を示し、私たちの懸念に応える前向きな姿勢が見られたのは大きな成果だと思います。

ブラジルは日本から見ると地球の裏側にあたり、往復約50時間が機中で、現地滞在は約1日半という強行軍でありましたが、日本政府のブラジルの高速鉄道整備に対する前向きな姿勢と熱意はしっかりと相手側に伝わったと思います。
外交は一朝一夕になるものではなく、努力と信頼の積み重ねが大切です。
機会を捉えて、働きかけを続けて行きたいと考えています。

2010年01月15日

通常国会

いよいよ来週から通常国会が始まります。
補正予算、22年度本予算、更に法律案の審議等が、150日間の会期中ほぼ休みなく続くことになると思います。
私も今年は、国土交通大臣政務官という政府側の立場での国会となりますので、一層気を引き締めて臨まなければなりません。

国会冒頭の18日から約一週間の予定で、私はブラジルを訪問する予定となっています。
ブラジルでは現在、高速鉄道の整備が計画されていますが、その入札が間近に迫る中、日本企業の海外進出をサポートする官民ミッションの政府代表として、また、総理親書を携えた特使としての参加です。
ブラジル大統領との会談も予定されており、日本企業の技術力、サービス品質をしっかりアピールすると同時に、ラテンアメリカ諸国のリーダー的存在であり、歴史的に日本との関係も深いブラジルとの絆をより強くして参りたいと考えているところです。

2010年01月08日

藤井前財務大臣

藤井財務大臣が、健康上の理由で大臣を辞任されました。
22年度予算案の策定にあたって、最も力を尽くされ、ご苦労をされただけに、その成立前に職を辞する決断をされたことは、誠に断腸の思いであったろうと推察するところです。

藤井さんは、大蔵官僚から国会議員になり、大蔵大臣・財務大臣を歴任されてこられ、政治家としての知識・経験は民主党内では傑出したものがあります。また、お人柄も大変誠実で、若い議員に対しても丁寧に対応して下さる方でした。私が初当選し、まだ右も左も判らなかった当時、藤井さんと議員会館の事務所が同じフロアにあったことから、いろいろと親身にご指導頂いたことを思い出します。

今はゆっくりと心身を休めて頂き、健康を回復されましたら、是非民主党のために、そして日本のために力を尽くして頂きたいと思っています。
藤井前財務大臣が精魂を込めて作られた予算案を速やかに成立させることができるよう、通常国会に万全の態勢で臨みたいと思います。

2010年01月01日

新しい年を迎えて

明けましておめでとうございます。

昨年9月に鳩山新政権が発足して以来、三か月余りが経過しましたが、この間、前政権が組んでいた21年度補正予算と22年度予算概算要求の見直し、事業仕分けなど、限られた時間の中で言わば突貫工事で改革を進めてきました。これらは、改革の第一歩として大変重要な意味があったと思います。

しかしながら、真の意味で一から民主党らしい予算を組むことができるのは、今年夏以降の予算編成からになります。その予算の中では、わが国の成長戦略を中心に据え、マニフェストでお約束した主要事項について着実に実行していく姿を明らかにすることが必要です。

民主党政権が国民の皆さんの信頼を得て、政権を担当し続けていくことができるか否か、真価を問われるのは今年だと思っています。泉州の皆さんにも、暖かくも厳しい目で民主党政権と私を見守り、ご指導頂きたいと思っています。

本年もよろしくお願い申し上げます。