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わが国の外交

先週の日米首脳会談から、韓国プサンでのAPEC、そして21日の東京でのロシア・プーチン大統領との首脳会談という小泉総理の秋の外交日程が終わりました。残念ながら、ブッシュ米大統領との親密な関係を確認したこと以外に見るべき成果はなかったと言えるでしょう。中国・韓国とは、関係改善の糸口さえも見つけることができませんでしたし、ロシアとは北方領土問題に関して全く前進がありませんでした。
私は、国益に深くかかわる外交については、与野党の壁を乗り越えてしっかりと戦略を議論するべきであり、いたずらに政府の足を引っ張るような発言ばかりをするべきではないと考えています。しかしながら、いま敢えて指摘しなければならないのは、国内でこれだけ強い政治的基盤を持つ小泉総理が、近隣諸国との関係を日本の国益にかなうような方向に改善できていないのは、そもそも米国に軸足を置きすぎた外交政策に戦略的誤りがあるのではないかということです。
小泉総理の任期は残り一年足らず、北朝鮮問題を含めたアジア外交のたて直しに真剣に取り組んでもらいたいものです。