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小沢代表訪中と小泉総理訪米

7月3日から8日まで民主党の小沢代表が中国を訪問しています。胡錦濤国家主席など中国政府の要人との会談が予定されており、このところ政冷経熱と言われ、政治的には冷たくなっている日中関係の中で、未来志向の意見交換がなされるものと期待しています。
一方、小泉首相は先週総理として最後の訪米を終えました。首脳会談では、北朝鮮のミサイル発射や拉致問題に関する日米連携、イランの核問題への対応などについても話し合われたようですが、総理のプレスリー・パフォーマンスばかりが注目され、成果の乏しい訪米の印象となりました。外交において首脳同士の信頼関係が大切であることは言うまでもなく、その点で小泉首相が果たした役割は小さくありませんが、信頼関係をもとに最終的にどのように具体的な外交的成果につなげていくのか、日本の国益にかなう日米関係に仕立て上げていくのかこそが重要なのであり、プレスリー一辺倒で終わってしまった今回の訪米の顛末は誠に残念に思います。
秋以降早い時期に、新しい総理大臣の初訪米が実現するでしょうが、首脳同士の信頼関係の構築と同時に、戦略的な外交の実現に力を尽くして欲しいものです。