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大阪府の裏金問題

20日、大阪府の裏金問題に関する処分が決定され、太田知事が記者会見をしていました。不正を行った職員や、適切な監督を行っていなかった上司が処分を受けることは当然ですが、一番大切なことは今回の不祥事に関し、トップがどのような受け止め方をし、どのような責任の取り方をするのかということです。
大阪府の裏金問題は、今に始まったことではなく今から約10年前、1997年度に一度発覚していた問題です。当時は太田知事の任期ではなかったとは言え、ここ7年余り、大阪府のトップとして府政を運営してきた太田知事の責任は極めて重いと言わざるを得ません。太田知事は、意識改革とシステム改革が不十分だったという趣旨の発言をされているようですが、本当にそう思っているのならば、自身の知事としての適性をしっかりと見つめなおすべき時期が来ているのではないかと思います。
昨日のテレビ番組で、2期で勇退される鳥取県の片山知事は、知事多選の弊害を指摘する中で、2期8年でできなかったことは3期でもできるわけがないとう趣旨の発言をされていました。これからの地方主権の時代において、地方自治体の長の経営者としての適性・能力は住民にとって極めて大きな意味を持ちます。その重さを理解しないものは政治家とは言えないのではないでしょうか。