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生命の重み

今週は、心を痛める凶悪な犯罪、テロのニュースがいくつも飛び込んできました。長崎市の伊藤一長市長が射殺された事件は、政治に携わるものとして大きな衝撃を覚えました。アメリカでは大学のキャンパスで32名もの方々が射殺されるという事件がありました。イラクでもテロによって連日100名を超える犠牲者が出ているという報道があります。
それぞれの犯罪やテロが相互に関連しているわけではないでしょうが、犯罪者が人の命の重さを微塵も感じていないことは共通でしょう。自分の主張が受け入れられないことを理由に他人の命を殺めるという行為は、どのような理屈をつけても正当化できるものではありません。
我が国でも、銃器の取締り強化について議論が始まりましたが、併せて犯罪の背景にある社会や個人の変化に目を向けることも必要だと感じます。凶悪な犯罪者とはいえ、生まれながらにして悪人と言うわけではないでしょう。犯罪のない社会を作るためには、しつけや教育、社会との関わり方など、多くの観点から対策を検討する必要があるでしょう。事件が起こったから付け焼刃の対応をするということではなく、じっくり腰をすえてこれからの我が国社会のあり方を考える必要があると痛感しています。