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内閣改造と国政の停滞

参議院選挙の余韻が残る中ではありますが、霞が関では来年度予算の編成作業が始まりつつあります。景気回復の流れの中で、税収も上向いてきてはいるものの、我が国の財政状況は依然として厳しいものがあります。来年度予算の編成においては、引き続き歳出を抑えつつ、経済成長を持続するという難しいかじ取りが必要になります。
予算編成の作業は官僚任せでよいものではなく、政治がリーダーシップを取る必要があります。各省からの要求を財務省が査定するという旧来のやり方では、総花的な予算になり、メリハリのきいた予算編成をすることはできないからです。政治主導の下で、無駄を徹底的に省き、国民の生活に密接にかかわる分野や、将来の成長のための投資などには、積極的に予算を重点配分していく必要があります。
ところが、参議院選挙に大敗した安倍総理は、早々に内閣改造の意思を示す一方で、改造の時期については先延ばしをしています。結果として、当面の間、政治のリーダーシップが全く働かない中で、来年度予算の骨格が官僚の手によって作られていくという事態に陥っているのです。
自らの保身のために、国政を停滞させ、誤った方向へ国を導きかねない安倍総理の行動は、決して許されるものではありません。早期の衆議院解散総選挙を強く求めていきます。