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小沢代表の続投について

先週末以来、小沢代表の辞意表明を巡って国民の皆様に大変なご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っています。できるだけ早い時期に本件に関する私の考えをお伝えしたいと思っておりましたが、結果としてこのタイミングになってしまったことに関しても、重ねてお詫び申し上げます。
私は今回の件は民主党にとって大変な危機であり、政党としてしっかりとした危機管理があって然るべきと考えていました。危機管理においては、情報の発信はその正確性の観点から、組織の責任者が一元的に行い、誤ったメッセージが皆様に伝わることを防ぐということが、何よりも大切だと思います。その意味で、私が敢えてこのホームページを含め公の場でコメントを出してこなかった理由をご理解頂きたいと思います。

以下、私なりに今回の一件について、考えていたことをご説明します。
小沢代表が福田総理と連立政権も含めた政策協議について党首会談で議論したことは、誤りではないと思います。一国の総理総裁と、野党第一党の党首が互いの政治生命を賭けて会談をしているわけですから、両党首に全権が委任されていると考えるのは当然のことだと思います。連立を含めたあらゆる選択肢を検討することは、リーダーとして当然の振る舞いだと思います。
今回小沢代表は、会談の場で大連立といったことを独断で決めたわけでなく、そこについては民主党役員会に諮ってから意思決定をしようと考え、行動したわけですから、その手続きについても何ら問題はなかったと思います。
結果として、役員会において大勢が自民党との連立の方向性に反対したことを受けて、福田総理に対して連立政権の申し出を断ったことも正しい判断だったと思います。
そう考えると、そこまでの一連の小沢代表の判断・行動には、何ら問題はなかったわけで、また役員会も小沢代表に不信任を突き付けるというほどの議論はしていなかったようです。にもかかわらず、小沢代表が辞職願を提出するに至ったというのは、単に小沢さん個人の問題ではなく、民主党役員も含めて互いの意思疎通があまりにも出来ていなかったということではなかったかと思います。このような理由で、野党第一党たる存在が国政に混乱をきたしたという事態は、あまりにも稚拙であり、言い訳のしようがありません。

今回の一件は、民主党に対する国民の皆様の期待を裏切る大きな出来事だったと思います。いまこの瞬間に「政権交代」を口にする資格が民主党にないことは明らかです。

国民の皆様にあらためて伏してお詫びするとともに、民主党をしっかりと立て直して、もう一度皆様にチャンスを与えて頂けるよう、日々精進していくことをお誓い申し上げます。