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ガソリン価格高騰

この日曜日、皆さんはどのように過ごされたでしょうか。
長安通信でも、原油価格の高騰については何度も触れてきましたが、とうとうレギュラーガソリン価格が1リットル170円台を超えてきました。私の感覚的なものですが、この日曜は久しぶりの好天だったにもかかわらず、車の通行量は普段の休日より明らかに少ないように思いました。
ガソリン価格の高騰は、ガソリンスタンドや、元売りの企業努力で吸収できるものではありません。世界中で取引されている原油価格の上昇をほぼそのまま反映しているものですから、原油価格の上昇に歯止めがかからない限り、ガソリン価格が下がることはないでしょう。

原油価格の上昇の原因には諸説ありますが、新興国の石油消費量の増加が見込まれる中で需給自体が逼迫しつつあるという現実と、金融市場の有力な投資商品として、原油や穀物などの商品関連取引に資金が流れ込んできているという二つの面が大きいと言えそうです。
いずれも日本一国で対応できることではありませんから、世界各国が協力して、エネルギー消費を抑制するとともに、投機的な金融取引の結果として、生活に密接に関連する商品の価格が高騰するような事態を防ぐ仕組みを作っていくことも必要ではないでしょうか。
いずれも、洞爺湖サミットでの日本のリーダーシップが問われるところです。

一方で、現に私たちの生活が著しく圧迫されている以上、国として緊急の対応をするということも必要です。過去の「経済対策」は公共投資を増やして関連業界を潤す偏ったものが多く、そのあり方自体には賛同できないわけですが、ただ日本経済や国民の生活に対する危機意識は、それぞれの時代の政府においてしっかりと持たれていたと思います。
ひるがえって福田政権を見ると、その危機意識のなさにはあきれるばかりです。物価が上昇することは仕方ないと言わんばかりの無為無策に、国民も市場ももはや何も期待しない状態になっているのではないでしょうか。
福田総理が洞爺湖サミットの議長であること自体、日本国民の一人として忸怩(じくじ)たる思いがします。もはや一日も早く、自ら総辞職を決断されることを願うばかりです。