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日米首脳会談

6日、洞爺湖サミットに先立ち、福田首相とブッシュ米大統領が会談をしました。
しかし、これほどまでに影の薄い日米首脳会談がこれまであっただろうか、と思えるほど、注目度の低い、また成果のない会談に終わってしまったように思います。
今回のサミットで日本が最大のテーマとしている地球温暖化問題について、中国やインドとの目標共有を建前に、従来の米国の姿勢を前向きに変えるような言質が取れなかったことは、サミットの本格的な議論の行方に大きな不安を投げかけました。
北朝鮮の核・拉致の問題についても、ブッシュ大統領は発言としては「拉致問題を決して忘れない」「日本を見捨てない」と言っているわけですが、具体的な政策については、日本の立場を反映する新たな前進は何もありませんでした。
ブッシュ米大統領も任期切れを間近に控えてなかなか強いリーダーシップを発揮できる状況にはなく、また福田首相も低支持率にあえいでいるわけで、今回の日米首脳会談に成果を期待すること自体、無理があったと言えそうです。

来年には、新しい米国大統領が生まれアメリカの外交政策が大きく転換していくことも視野に入れなければなりません。
福田首相をはじめ、外交に携わる人たちには、洞爺湖サミットで目先の得点を上げることばかり汲々とするのではなく、中長期的な日本の国益と地球環境や途上国も含めた持続的な成長を両立させる方策について、しっかりと考えて欲しいものです。