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2008年を振り返る

激動の一年が終わろうとしています。
4月にはガソリンの暫定税率がひと月だけ撤廃され、5月には元に戻るという混乱がありました。ガソリン価格はその後高騰したものの、世界同時不況突入に合わせ、年末にかけては一気に値を下げてきています。
8月には北京オリンピックが開催され、日本を代表するスポーツ選手の活躍に、私たちも大いに元気づけられました。
9月以降は、いわゆるリーマン・ショックをきっかけに、急速に世界経済の先行きは不透明さを増し、今や世界は100年に一度の不況に突入したと言われるほどの危機的な状況に陥っています。

そんな中、日本の政治状況は残念ながら混迷の度を増してきました。
9月には、福田前総理が政権を投げ出し、麻生新総理が誕生しました。しかし、即座に解散総選挙が行われ、新しい日本の政治体制が築かれるという期待は打ち砕かれ、経済危機の深まる中、第二次補正予算は結局国会に提出されぬまま、ほとんど政治空白に近い3か月が過ぎてしまったわけです。

もはや、自民党中心の政権であれ、民主党中心の政権であれ、選挙によって国民の信任を得た正統な政権でなければ、強いリーダーシップをもってこの難局に立ち向かうことが難しいということは、火を見るよりも明らかだと思います。
年明けの通常国会では、冒頭から大変緊迫した展開になることは間違いがありません。一日も早く、支持率がわずか10%台の麻生総理のもとから、何としても国民の手に政権を取り戻さなければならないのです。

残念ながら、2008年を政権交代の年とすることができなかったという現実は直視しなければなりません。今年も残り一週間となりましたが、私自身も反省と自戒の意をこめて今年を振り返り、新しい年を日本の政治にとって歴史的な一年とできるよう、決意を新たに2009年を迎えたいと思っています。