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定額給付金

定額給付金などの財源確保を定めた予算関連法案の衆議院での再議決を4日に控え、麻生総理は定額給付金について正式に受け取る意向を表明しました。
昨年11月には「受け取るつもりはない」、12月には「さもしい」「人間としての矜持の問題」とまで言って、受け取らないことを明言していたにもかかわらず、この期に及んで前言を翻すという節操の無さには、あきれて言葉もでません。

定額給付金の政策的意義が、生活支援から消費拡大へと変わったというのが表向きの理由のようですが、これも補正予算案を昨年中に提出せず、のんびりと年末年始を過ごしていたツケが回ってきたと言わざるを得ません。
昨年11月以降、経済環境がそれまでの想定よりも厳しさを増し、また年末には派遣労働者を中心に雇用不安が一気に高まっていたにもかかわらず、国家のリーダーたる麻生総理は、「さもしい」とか「矜持」といった言葉をもてあそんで、危機意識を持たずにいたわけです。

時機を逸した的外れな政策に、貴重な税金をつぎ込むことをこれ以上許してはなりません。給付されるお金は、いつか私たちや、子どもたちが利息を付けて返さなければならないものなのです。
明日の衆議院本会議に関しては、小泉元総理が欠席の意向を示しています。自民党議員の皆さんが、どのような判断・行動をされるのか、今後の政局を見通す上で大きな意味を持つ一日になりそうです。