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東南アジア歴訪を終えて

かねて長安通信でもお伝えしていましたが、今朝約1週間にわたる東南アジア三カ国(ベトナム、シンガポール、インドネシア)歴訪を終え、帰国しました。
岡田克也副代表、前原誠司副代表と同行したこともあり、各国の政府関係者も来たるべき民主党政権の有力者から発せられるメッセージに、大変な関心を持っていることを改めて感じました。今や諸外国も、日本の政権交代に大きな期待を抱いているのだという印象を強く持ちました。

私の今回の訪問における主要な関心は、昨年来の世界的な経済危機の中で、相対的に輸出比率の高いアジア諸国が、どれほどの影響を受けているのか、そしてそれがアジアの政治・経済にどのように作用する可能性があるのか、といった点にありました。日本でもこれだけの不況に陥りつつあるのだから、輸出比率の高いアジアの国々においては、より大きな影響を受けている可能性が高いのではないか、というのが出発前の私の仮説でした。
しかしながら、政府関係者や現地の日系企業を中心にヒアリングした結果から感じられたことは、総じて思っていたよりも深刻な経済状況ではなさそうだ、ということです。特に、ベトナム・インドネシアではその意を強く持ちました。
もちろん、不況はまだ底を打っているわけではありませんから、この先予断を許さない状況が続くと見なければなりませんが、日本のように少子高齢化が進みつつある成熟した経済・社会と異なり、成長余力のある国々では、欧米向けの外需が不振に陥ったとは言え、その一部をカバーする内需の力が旺盛であるように見受けられました。また、街を歩き、人々の表情を見るにつけ、前向きな活力はまだまだ失われていないことを肌を通して感じました。

今回のアジア諸国歴訪を通じて、現地を見て、歩いて感じることの重要性を改めて認識しました。世界経済全体が大きく落ち込む中、やはり景気回復をけん引するポテンシャルがあるのは、アジアの発展途上国なのだと思います。日本としても、自国のことだけを考えて内向きの経済政策を取ることなく、アジア諸国の景気回復をサポートし、アジアが世界の成長をけん引するようなシナリオを描いていくリーダーシップが求められているのだと思います。
微妙な時期ではありましたが、思いきって岡田副代表らと共にアジア歴訪に旅立ち、大変大きな果実を得ることができました。
今後の政治活動に大いに生かしていきたいと思います。

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