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定額給付金はゼロ点

24日のテレビ番組で、ノーベル経済学賞受賞者であるクルーグマン教授が、日本の定額給付金に関して、「ゼロ点」と酷評していました。経済学者の言うことを何でも鵜呑みにすればいいというものではありませんが、クルーグマン教授が指摘した、定額給付金はほとんど貯蓄に回り、その結果として経済対策としての効果は期待できないという点は、理論上も実態上もその通りであり、的を射たものであると言わざるを得ないでしょう。

大都市の一部では支給が遅れているようですが、多くの自治体で定額給付金の振り込みが進んでいます。確かに口座に何万円かのお金が振り込まれていると心情としてうれしくはなるわけですが、事実上これは「借金」に他ならないということを忘れてはなりません。
現在審議中の補正予算でのでたらめなバラマキも含め、これらのツケは、私たち自身が、或いは子どもたち孫たちが、何年も何十年もかけて、国債の利払いや元本の償還のために、余分な税金を納め続けるという形で払うことになります。

経済再生のため、或いは生活を守るため、必要な投資はしなければなりません。しかし、それらの投資にあたっては、明確な目的を持ち、はっきりとした効果の期待できるものを厳選して支出することが必要です。
政府・与党が、経済対策と称して我が物顔で大盤振る舞いしている予算は、私たちの財布の中に手を突っ込んで、そこからむしり取ったお金にすぎないのです。このような横暴を続けさせないためにも、一日も早い解散総選挙で、政権交代を果たさなければなりません。