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審議拒否

衆議院での2010年度予算案の審議が進む中、昨日から自民党が審議拒否に入りました。
私は現在政府側の立場にいますので、与党と自民党の間の国会対策上の問題にコメントすることは避けたいと思いますが、早期に国会が正常化され、予算や法律など政策について中身の濃い議論が交わされることを期待したいと思います。

民主党も野党時代には審議に応じないという手法を使ったことがあり、当時の与党自民党はそれを批判する立場でした。
攻守変われば何とやらという感じではありますが、国会日程を人質に取った相も変らぬ小競り合いが続くとすれば、国民の皆さんの政治に対する信頼が失われるのだということを、与野党とも肝に命ずるべきなのだと思います。

民主党政権になってから、国会では原則として官僚答弁はなくなり、政治家が自らの言葉で質問に答えています。
野党自民党の皆さんにも、政治家同士、政策で堂々と議論に臨んで頂けるよう願っています。

沈みゆく日本丸の船上でいま議論すべき喫緊の課題は、いかにこの日本を危機から救い、再び夢のある豊かな国にするのか、ということではないでしょうか。
長く政権にあった自民党議員の中には、敬意を表するに値する経験・知見を持った方も少なからずおられます。
国会の場で、そういった方々とレベルの高い議論を積み重ねることで、政策は磨かれ、国民の皆さんの政治全体への信頼も取り戻せるのだと思います。
その結果として、どの政党が政権を担当するにふさわしいのか、国民の選択を仰ぐのがこの夏の参議院選挙なのです。

野党自民党の皆さんには、是非とも審議拒否をやめて早期に国会に戻ってきて頂き、政策論争で競い合えることを心から願っています。