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アイスランドの火山噴火の影響

このところニュースでも大きく報道されているのが、アイスランドの火山噴火です。その火山灰の影響で欧州を中心に航空機の飛行制限が続き、観光客などが空港で寝泊まりしながら、空港再開を待つ様子が毎日のようにテレビに映し出されています。ゴールデンウィークに欧州旅行を予定されている方も少なくないと思うのですが、それまでに火山灰の影響がなくなることを祈るばかりです。

今回の噴火は、人の移動だけでなく、物流にも大きな影響を与えつつあります。航空貨物は、コストがかかりますが迅速にモノを運ぶことができますので、ある程度付加価値が高く、品質が劣化しやすい或いは保存が効かないものなどの輸送に適しています。逆に言えば、航空輸送が滞ると代替的な輸送手段が確保しにくく、大変深刻な影響が出やすいということでもあります。

これまでは欧州の広い範囲で空港が閉鎖されてきましたが、火山活動が長期化するようであれば、今後は火山灰の状況を精緻に観測し、安全性を十分に確認しつつ、臨機応変に航空機を運航していくことが求められるでしょう。
火山の噴火が航空機の運航に影響を与える可能性に関して言えば、わが国や近隣諸国においても同様の事例が起こっても全く不思議ではありません。成田・羽田や関空をはじめとする基幹空港を中心に、空港運営の危機管理体制について、いま一度見直してみる必要性を感じているところです。