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円高

このところ外国為替市場で円高基調が続いています。
多くの日本企業の想定為替レートを大きく上回る1ドル85円前後という現在の円高水準は異常であり、政府・日銀が緊密に連携して対処すべき時期に来ていると思います。

今回の円高は、欧米諸国のマクロ経済が弱含んでいることに加え、世界的な財政健全化の流れの中で、各国が財政支出を抑制しつつあることが要因であると言われています。
必ずしも一部のマスコミがあおるような「通貨安競争」の局面に入っているわけではなく、各国の通貨当局間において深刻な対立があるわけではありません。
ただ、いずれの国も自国の経済・財政に内向きになりつつある中で、いま協調して円高を是正しようという動きにはならないということも事実です。

わが国が単独で外国為替市場に介入しても効果は極めて限定されることを考えると、政府として一定の財政出動を伴う経済対策を検討し、円高の負の影響を減殺する必要があると思います。また同時に、日銀も彼らの独立性が尊重される中で、自ら最大限の努力をされることを期待したいと思います。
私は経済対策においては、中長期の経済成長戦略を加速するような施策に重点を置くべきだと考えています。
国土交通省においても、今年5月に成長戦略をまとめたところですが、その実行を加速するような果断な取り組みが求められています。
私も政務官として、経済の動向に対しアンテナの感度を上げ、スピード感を持って日々対処していかねばならないと考えているところです。