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ノーベル化学賞

昨日夜、本年のノーベル化学賞に鈴木章さんと根岸英一さんが選ばれたという報が飛び込んできました。
お二人の栄誉を心から讃え、国民の皆さんと一緒に喜びたいと思います。

私が学生の頃は、日本人がノーベル賞を受賞するということは本当に稀なことだったわけですが、ここ10年ほどは毎年のように候補者の中に日本人の名前が上がり、いつ受賞されてもおかしくない実績を持った方々が少なからずいるということで、同じ日本人として大変誇らしく思います。

一方、国家としても、或いは日本企業においても、とりわけ基礎研究に近い分野の予算が近年削減される傾向にあることには、不安を抱かざるを得ません。
また、それ以上に、若い研究者が地道な研究に背を向け、経済的な果実の得やすい研究・開発を志向にするようになりすぎているといった声を聞くと、これから先も、ノーベル賞候補に名を連ねるような研究者をわが国は輩出できるのか、心もとない気もします。

今回受賞のお二人もそうですが、敗戦からの復興、そして高度経済成長を担ってきた世代の努力と成果には、改めて誠に頭の下がる思いがします。
少子高齢化とデフレ・低成長に悩む今の日本の若者たちもまた、大変難しい時代に生きていることは間違いありませんが、先人たちの偉業を目にする時、困難に目を背けることなく、正面から立ち向かっていかなければならないのだと気づかされます。

国会では衆参両院で代表質問が行われ、来週からは予算委員会です。
国会の議論もまた、国民にアピールしやすい内容に偏って、国家百年の大計を論ずるような場面が少ないように思います。
20年、30年後に振り返って誇りに思うことのできる議員活動をしていかねばならないと決意を新たにしています。