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23年度予算決定

本日23年度予算が決定しました。
私は今年9月まで国土交通大臣政務官の任にありましたので、とりわけ国土交通省の予算編成には深くかかわってきました。
今回の予算は、政権交代後新政権がゼロから取り組む最初の本予算であり、これまでの予算編成のあり方を大きく見直すことができたと自負しています。

まず大きな変化は、「国土交通省成長戦略」という前原前大臣以下政務三役が主導して策定した新たな戦略に基づいて、局ごとに横並びとなりがちだった予算編成の旧弊を排し、戦略に基づいた予算配分の選択と集中を徹底したことです。
例えば、阪神港などの国際コンテナ戦略港湾の整備・機能強化や、首都圏空港の拡充・強化などには、重点的に投資しています。
また、海上保安庁の巡視船等の整備や、海洋権益確保のための海洋調査等の推進、遠隔離島の活動拠点整備などについては、今年度の補正予算も含めてスピード感を持って対応しています。

予算に関連して、組織面でも大幅な見直しを進めています。
新幹線などの高速鉄道や、港湾・道路・水インフラなどの国際展開が最近大きなテーマとなっていますが、これを官民一体で戦略的に進めていくために、国土交通省に「国際統括官」を設置することが決まりました。
また、「できるだけダムにたよらない治水」への政策転換を実現し、水関連行政を一元化するために、「水管理・防災局」を設置することとしています。

戦略を実現するためには、人・組織や資金といった経営資源が必要なことは言うまでもありません。
しかし、人・組織の意識や行動原理は「政権交代!」と叫んだから自動的に変わるわけではなく、様々な仕掛け、仕組み作りをしながら、時間をかけていかなければならない面もあることはご理解頂きたいところです。
その土台については、今回の23年度予算でしっかりと形作ることができたのではないかと私は思います。

今年もあと一週間ですが、山あり谷ありの大変厳しい一年でした。
ただ、私自身は大変充実した時間を過ごし、全力を政治・行政に傾けることができたと思っています。
来年は更に厳しい一年となることを覚悟していますが、あきらめることなく全力で走り続けます!