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臨時国会閉会

本日、臨時国会が閉会しました。
この夏の参議院選挙で民主党が敗北し、参議院は与野党逆転というねじれの下での国会であり、政府・与党にとって大変厳しいものとなりました。
海上保安庁の情報管理の問題、一部閣僚の不適切な発言の問題など、政府・与党として反省すべき点は率直に反省し、次期通常国会までにしっかり改善していかなければならないと思います。

一方で、ねじれ国会の下での与野党間での国会運営のルールに関して、お互い胸襟を開いた協議が必要だと感じます。
国民生活を具体的に改善していくためには、予算や法律を国会で審議し、スピード感をもって成立させていく必要があります。
中には、与野党で激しく対立する案件もありますが、基本的に同じ方向性を共有し、与野党共に賛成している法案も少なくありません。
しかしながら、野党の皆さんが現在のように「予算や法案を人質にして」他の政治的な果実を勝ち取ろうとするような国会対応が続けば、結果として与野党共に賛同している法案も成立せず、国民生活は一向に改善しないという状況になってしまいます。
現実に、私が理事を務める国土交通委員会においても、今国会で成立した法案は一本であり、与野党間でさほど意見の隔たりのない幾つかの法案については、審議入りをして頂けず、たなざらしのまま閉会を迎えることになってしまいました。

野党にも言い分はあるでしょう。
恥ずかしながら民主党が野党であった時代にも、似たようなことがなかったとは言えません。
ただ、自民党長期政権の時代は終わり、民主党と自民党が政権を競い合う、政権交代がいつでもあり得る時代に入った今、国民の立場に立った新しい国会運営のルールが必要だと強く感じます。
年明けからの通常国会では、更に重要な23年度予算、そして数多くの法案が国会に提出されます。
議論にすら入れない国会ではなく、必要なことをしっかり審議し、各政党が国民に対して説明責任を果たす国会に生まれ変わる必要があります。

今国会では私自身、国土交通委員会理事として十分な成果を示せたわけではなく、忸怩たる思いもあります。
通常国会に向けて、休むことなく努力を続けて参ります。