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財源探し

予算編成も大詰めを迎えていますが、マスコミはこぞって「民主党のマニフェストは財源の目途が立たず、実現は不可能」という報道をしています。
確かに、いわゆる埋蔵金と呼ばれてきた一時的に取り崩し可能な財源がそろそろ残り少なくなってきたということは確かであり、この先マニフェスト実現のための恒久的な財源を手当てしなければならないことは指摘の通りです。

私たち民主党は従来、行政のムダを徹底的に省くことで、行政コストを大幅に低減させ、マニフェスト実現のための財源を手当てすることができると主張してきました。
私はそれは今も可能だと考えています。
例えば、民間企業がコストを削減する取り組みをする場合には、生産や販売の現場まで下りて行って、コストセンターとなっているところにムダが潜んでいないかを検証するでしょう。
業務プロセスの一つ一つ、部品の設計や仕事のやり方そのものを見直して、恒久的な経費削減策を見出していくのだと思います。
残念ながら、未だ政府の取り組みはそこまで深掘りしたものにはなっていません。
逆にだからこそ、財源探しはまだまだ先があると思えるわけです。

現場レベルの業務プロセスに根本的な変化をもたらすような、変革の取り組みを促進するには、現場の業務を一番よく知っている役所の職員自身が変革の必要性を認識し、自ら新しい効率的な仕事のあり方を模索しようという前向きな姿勢が求められます。
そのためには、政務三役が職員との信頼関係を結び、国民のために働くという目標を共有することが不可欠です。
私はいまは政務三役を離れ、党側の立場にありますが、今こそ政府・与党が一体となって、改革に邁進しなければならない時なのだと痛感しています。

政権与党である以上、マスコミから様々な批判的報道をされることは甘受しなければなりません。
それをはね返し、国民の信頼を勝ち得るためには、改革の成果を目に見える形で示していくことが重要なのだと思います。
政権交代から1年3カ月余り、今は言い訳せず、腰を据えて政権交代の具体的成果を国民の皆さんに示せるよう、全力を尽くすのみです。