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浜岡原発の停止

菅総理が中部電力に対し浜岡原発の停止要請を行い、これを受けて中部電力は浜岡原発を停止する作業を13日から開始することとなりました。
この間の総理の強いリーダーシップについては、経済界や評論家の間でも評価が分かれていると感じますが、停止の決定そのものについては肯定的な受け止めが多いようです。
浜岡原発のさらされているリスクを考慮すれば、一刻の猶予もないと判断することは妥当であり、私も総理の決断を妥当なものと支持しています。

今現在正常に稼働している原発を止めるということですから、夏場の需要期に向けた電力需給の問題や、原子力行政全体に与える影響など、極めて大きな課題を提起したことは間違いありません。
今回の浜岡原発停止の決断のように、危機管理として総理の責任において批判を恐れず迅速に成すべきことと、今後国民に広く理解と議論を呼びかけながら中長期的に対処すべき課題とをしっかりと切り分けて、エネルギー政策や国民の生活・経済活動のあり方の見直しを進めて行かなければならないと考えています。

国会では明日、衆議院国土交通員会で関空・伊丹の統合法案が審議されることとなっています。
一昨年秋に民主党が政権交代をしてから2年弱になりますが、当時の前原元国土交通大臣と共に私も政務官として深くかかわってきた思い入れの深い法案です。
この法案の審議を通じて、関西の空港問題への国土交通委員の皆さんの理解が深まり、経営統合への前向きなエネルギーとなることを心から願っています。

民主党政権への厳しい評価があることは承知していますが、地域や国民生活を変えていく法律や予算を、一つひとつ着実に可決し、実行していくことが与党議員の責務であり、そのことを通じて少しでも政権交代の意義を実感して頂けるよう努力を続けなければならないと考えています。