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内閣不信任案

本日の衆議院本会議で、野党提出の内閣不信任案が否決されました。
昨夜まで、与党民主党内にも様々な動きがあることが報じられ、国民の皆さんからご批判、ご心配の声が数多く聞かれました。
どのような経緯であれ、結果としてこのような混乱を招き、政治への信頼が揺らぐような事態が生じたことに対し、心よりお詫び申し上げます。

この間、私は与党民主党の議員として、この野党提出の内閣不信任案について、民主党議員が一致結束してこれを否決すべきと考えていました。
最大の理由は、震災からの復旧・復興、福島原発の事故収束に向けた切れ目ない取り組みが求められている中、政局を混乱させ自党を利するためだけに内閣不信任案を提出してきた、自民党など野党の姿勢には、一点も同調する余地がないからです。今は、与野党がお互いの主張の違いを乗り越え、最大限の妥協を積み重ねて、被災者の皆さんのため復興に全力を尽くすべき時です。

第二は、菅内閣の震災対応が万全ではなかったことは率直に反省しなければならないとしても、今総理を不信任し、代えることは被災者の皆さんのためにも、国家国民全体のためにもならないと考えるからです。今は総理一人の責任を問う時ではなく、政治に携わるものすべてが、自分の持てる力を持ち場で120%発揮し、責任を果たしていくことが求められていると思います。

第三は、内閣不信任を突きつける野党側に、新たなリーダーや具体的な政権構想の提示が全くみられなかったことです。「菅総理ではダメだ」というその先のシナリオなしの不信任案は、無責任の極みと言わざるを得ません。

この間の永田町の動きを振り返ると、被災地の皆さん、国民の皆さんに対し、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
しかしながら本日内閣不信任案は否決され、これ以上の混乱は回避されました。
私も来週早々に国土交通委員会筆頭理事として与野党理事の皆さんと被災地を視察する予定です。
被災地の一日も早い復旧・復興のために、引き続き全力を尽くして参ります。