« 国会会期延長 | メイン | 猛暑と節電 »

延長国会の課題

22日、通常国会の70日間延長が決まりました。
この間の政府・民主党首脳間のやり取りや、与野党の交渉については詳しく報道されてきたところですが、度重なる紆余曲折が政治への信頼を損なっていることについては、本当に残念に思います。
ただ、延長が決まった以上、残りの会期の中でより生産的な議論を進めるべく、全力を尽くすほかありません。

このところの報道をみると、「菅総理だから何も進まない、決められない」と一方的に決めつけた論調が目立つように感じます。
確かに、野党の主張はその通りですし、民主党の一部にそのような発言をする議員があることも事実でしょう。
しかしながら、いま国会で審議されようとしている予算や法案の中身は、総理が誰であれ、与野党が丁寧に議論し、より優れた内容として合意していくことは十分可能なものばかりです。
「トップが誰だから仕事ができない」などという言い訳は、政治家以前の問題として、社会人として恥ずべきサボタージュだと言わざるを得ません。
平時であればいざ知らず、被災地の復旧復興を一日も早く進めなければならない時に、二言目には「菅総理が・・・」と目の前の課題解決に何の意味もない発言を繰り返し、審議を拒否する野党の態度は不誠実であり、早期に国会の正常化を果たして頂きたいと思っています。

この70日間で成すべき主要な課題は、公債特例法、再生可能エネルギー法など数本の重要法案と被災地の復旧・復興を支援する第二次補正予算の成立など焦点は絞られており、与野党が本気で腹を割り、膝を詰めて話をすれば十分に合意が可能だと考えています。
年明け以降の150日間の通常国会を通じ、不毛な与野党対立で多くの時間を空費したあげく、更に70日間与野党が意地を張り合う様な事があれば、国民の政治不信は極限に達するものと思います。
私も国政の第一線にいるものとして、時を惜しんで、与野党問わず多くの人と議論を交わし、よりよい解決を目指して虚心坦懐に行動していかねばならないと考えています。
多くの人と危機感を共有し、日本の政治全体のために力を尽くす決意です。