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国会会期延長

来週22日の会期末を控え、国会の会期を延長するか否かを決めなければならないタイミングに来ています。
国民の皆さんの常識から言えば、東日本大震災からの復旧・復興に向けて課題が山積する中、国会は常時開いておいて必要な予算や法案について与野党が協力して迅速に審議・成立させるべき、ということだと思います。

しかしながら、長年にわたって会期末を攻防の山場と見立て、野党が予算や法案を人質にとって日程闘争をするというのが、残念ながら日本の国会の現実です。
これは現在の野党だけの話ではなく、民主党が野党だった時代にも見られたことであり、我が党も率直に反省すべき点はあると思います。
しかし政権交代が現実となった今、民主党も自民党も政府・与党としての立場、そして野党の立場の両方を体験し、理解することができるようになったはずです。
日程闘争で政党が優劣を競うことは恥ずべき慣習であり、これからは政策の中身とその実行力・実現力を競う時代としなければなりません。

仮に会期を延長したとしても、相も変わらず与野党が対立を続けていたのでは、衆参ねじれ国会の中で、迅速な施策の実行は不可能です。
現代の政治家の価値は、高邁な理想を掲げることにあるのではなく、現実を一歩ずつ変えて行くすぐれた妥協を創り出すことにあるのだと思います。
古い政治のあり方を一朝一夕に変えることはできませんが、我々若い世代の政治家が中心になって、党派を超えて因習を一つひとつ打破し、政治への信頼を取り戻していきたいと考えています。