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LED電球

LED電球の販売が急増しているようです。
報道によれば、6月のLED電球の販売シェアは4割を超え、白熱電球を月間で初めて上回ったとのことです。
1年ほど前までは、LEDは高価でなかなか普及しないという評も多かったと記憶していますが、製品の品ぞろえの拡大や価格がかなり下がってきたことなどもあり、このところ一気に普及が進んでいるようです。
節電の夏を迎え、従来の白熱灯よりも格段に電力消費量が少ないLED電球への需要はこれからも高まっていくでしょう。

一方、残念ながら今後の電力供給が短期的に急回復する可能性はほとんどありません。
引き続き電力需要をいかに押さえて行くかは大きな課題です。
電球一つひとつの電力消費はそれほど大きくないとしても、各家庭に数個〜十数個はあるものですから、LED普及の効果は合計すると大変なものになります。

政府に目を転じると、私が深く関わっている国土交通部門においても、道路・街路・トンネル等の照明にLEDを活用していくための準備が進んでいます。
地方自治体においても、庁舎だけでなく、町の防犯灯などのLED化を進めているところもあるようです。
LED照明の技術、製品の品質もここ数年で格段に向上していますので、今後急速にLEDの普及が進んでいくことが期待できると思います。
LEDは電力消費の少なさに加え、製品寿命が長い事も長所で、ライフサイクルコストの面でも有利に働くことが想定されており、経費の節減にも寄与します。

現在私たちが直面している電力供給の大きな制約は、暮らしの便利さや快適性を大きく損なうものです。
この夏は緊急避難的に「みんなで力を合わせて節電で乗り切ろう」という気持ちで取り組むことをお願いしなければなりませんが、こういった事態が長期化すれば、精神的にも体力的にも疲弊しますし、わが国の経済活動全体にもマイナスの影響が広がることは間違いありません。

この危機を乗り越えるために重要な方策の一つとして、省エネ技術の革新と普及、そしてそれを加速する政府全体の取り組みがあげられます。
太陽光・風力などの再生エネルギーの活用はもちろんのこと、蓄電技術の革新・振興についても、政府を後押しするため議員有志での活動が始まっています。

国民の皆さんは、マスコミの報道を見聞して政治に失望することも多いかもしれません。
私自身も新聞やテレビを見ながら、本当に腹立たしく、口惜しく思う毎日です。
しかしながら、報道こそされませんが、与野党問わず、志のある多くの議員は日々知恵を絞り、汗をかいてこの難局に立ち向かっています。
どうか皆さんにもその点だけはご理解を頂き、引き続き政治に思いを寄せて頂きたいと思います。
それが近い将来、私たちの信頼と尊敬を集める新しい総理を生みだす大きな力になると信じて。