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民主党の代表選び

国会も最終盤を迎え、菅総理も再生エネルギー法の成立をもって正式に退陣する意向を明確にしたことから、次の民主党代表を巡る動きが活発化しています。
政権交代後、必ずしも民主党政権が国民の期待に応えられるリーダーを生んでこなかった経緯を真摯に反省しつつ、いま日本に真に必要なリーダーの要件は何なのか、仲間の議員と共に真剣に考えているところです。

日本は今、千年に一度といわれる大震災からの復興、また福島原発の原子力災害の収束という、ほとんどいまこの世に生を受けている者が経験したことのない危機的な状況に直面しています。
このような国難に際して必要なリーダーの資質とは、知識が豊富であるとか、政治家としての経験が長いとか、野党に顔が広いとか、そういった過去の蓄積の多寡ではないと思います。
これまで誰も見たことのない厳しい現実を直視し、そのリスクを客観的な事象と自らの直感を組み合わせながら評価し、対応を迅速に決断していく力が何よりも必要です。
更には、官僚機構のモチベーションを高め、彼らの能力を最大限に発揮させるための組織マネジメントの要諦を心得ていることも重要でしょう。
もちろん、国民の声に真摯に耳を傾けると同時に、国民の心に届く言葉と行動でメッセージを伝えることのできる、共感力・発信力も大切です。

求められる資質の全てを満たす理想のリーダーはそう簡単に見つかる訳ではありませんが、足らざるは仲間が補い、内閣がチームとして機能することでより大きな成果をあげて行かねばなりません。
今は、その「器」を持った代表候補、総理候補がいるのか、国民の皆さんの前でオープンに議論する場を持つべき時だと思います。
代表選は28〜29日頃と言われていますが、多くの候補が一日も早く政見・政策を明らかにし、メディア等を通じて積極的に議論を展開して頂くよう働きかけているところです。