« 臨時国会開会 | メイン | ギリシャ情勢の混迷 »

衆議院へのサイバー攻撃

ここ数日、衆議院議員事務所へ貸与されている公務用のパソコンがコンピューターウイルスに感染したことが報道されています。
衆議院の担当部局も外部の情報セキュリティー会社と協力して全容を調査していますが、現在のところ全貌は明らかになっていません。
早期に本件の詳細を明らかにするとともに、リスク管理の徹底をすべきことは言うまでもありません。

私は、国会議員になってもうすぐ丸8年を迎えますが、特に議員会館内の情報管理のあり方については、危機感を持って臨まなければならないと感じています。
今回はインターネット回線を経由して衆議院のサーバー内に侵入し、電子データを盗み出そうとした事例だと考えられますが、一方で議員会館には膨大な紙ベースの重要情報も存在しているにもかかわらず、その管理や保管、処分については、それぞれの事務所任せになっています。
政治資金の管理を例に引くまでもなく、個々の議員事務所の事務管理のレベルはまちまちで、万全の情報管理とは言い難いものがあります。

私はこれまでもこのブログで政党や議員事務所の内部統制のあり方について問題提起をしてきましたが、そろそろ今回問題になったIT統制の問題をはじめ政治資金の管理や、政治に関わる人たちのコンプライアンスの問題など、環境に適応した新しいルール作りに一歩を踏み出す時ではないかと思います。
こういった問題は、先行して内部統制の整備を進めてきた民間や海外の知恵を生かしながら、与野党が共通のテーブルで議論すべきテーマだと思います。
国民の皆さんがこれまでの政治に対して感じてこられたような疑心や不安を取り除いていけるよう、仲間と共に取り組んでいきたいと考えています。