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国会での事業仕分け

16日から衆議院決算行政監視委員会でいわゆる「事業仕分け」が始まりました。
これまでは、民主党が中心となって行政の無駄を省くための事業仕分けを推進してきましたが、今回の取り組みは与野党双方が参画した国会の委員会の中での仕分けということで、より多面的な視点での議論が期待されているところです。
「事業仕分け」という手法は、主に地方自治体を中心に先駆的に取り組まれてきたものですが、ともすればパフォーマンス的な側面が強調され、現実に何が具体的に改善されているのか、成果がわかりにくいという見方もあります。
会計検査院の検査にも同様のことが言えますが、重要なことは、無駄や不正を発見することにとどまらず、そのような無駄を生みだす仕組みそのものにメスを入れ、実際に改善し、継続的にそれをフォローしていくというサイクルを機能させることだと思います。
行政の無駄の排除が一時的なものではなく、持続的な活動につながっていくよう、私も引き続き関心をもって見ていきたいと思っています。

さて、地元大阪ではいま大阪府知事選、大阪市長選というダブル選挙の真っ最中です。
私も昼は東京、夜は大阪という往復生活が続いているところです。
選挙戦はまだ序盤ですが、私はこの選挙が大阪府民、市民の皆さんの将来にとって極めて重要なものであるということを声を大にして言いたいと思います。
マスコミの報道は、候補者の生い立ちや人となり、目玉政策といったものに集中しがちですが、それぞれの候補者はこれまで政治家としての経験がある皆さんですので、本来は彼らのここ数年間の政治家としての成果を客観的に検証することから始めなければなりません。
今回の選挙では、マニフェストという言葉はあまり聞かれなくなってしまいましたが、候補者がこれまでの選挙で掲げた選挙公約はどれだけ達成されてきたのかの検証がなければ、候補者の「実行力」を推し量ることはできません。

候補者がマスコミ受けする耳触りのいい選挙公約を連呼するのは自由ですが、有権者が熟慮しなければならないのは、その公約を実現する具体的に実行可能な戦略・シナリオがあるのか、ということだと思います。
(私自身も前回の選挙でマニフェストを掲げ、政権交代を実現した民主党国会議員として、反省と同時に強い決意を持ってこのことを申し上げているつもりです。)

有権者の皆さんには、候補者の思い・政策をじっくりと吟味して頂き、賢明なご判断を頂きたいと願っています。