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臨時国会閉会

本日臨時国会が閉会しました。
今国会の最大の成果は、東日本大震災からの復興を後押しする第三次補正予算及び関連法案が成立したことです。
衆参ねじれ国会という現状の中で、復興施策に関しても与野党間で考え方の違いはあったわけですが、多少時間はかかりましたが丁寧に協議を重ね、政府・与党案を修正しながら成案を得たことは、一定の評価を得てもよいのではないかと思います。

一方で、その他の案件については、引き続きねじれ国会の厚い壁に苦労を重ねているというのが偽らざるところです。
国民の皆さんから見ると、会期を延長して審議を尽くすべきと感じられるのだと思いますが、与野党折衝の現場の感覚を申し上げれば、日程を延ばしたから合意できるというものではなく、残念ながら延ばした日数分だけ野党からの条件闘争の場面が増えていくというのが現実ではなかろうかと思います。
年末に向け、税と社会保障の一体改革の議論や来年度予算編成など、政府・与党としての重要日程が山積する中で、幾つかの重要法案を来年の通常国会に積み残したのはやむを得ない判断であったことをご理解頂きたいと思います。

ねじれ国会という現状は今に始まったことではありませんし、今国会の運営については与党として反省すべき点も多々あり、野党ばかりにその責任を帰すつもりはありません。
一人ひとりの議員と話をすれば、国民不在ともいうべき現状の国会のあり方を憂える議員は与野党双方にたくさんいます。
来年1月に開会されるであろう通常国会では、更に与野党の対決ムードは高まるでしょうが、国民にとって真に必要な予算・法案等は、審議を尽くして妥協点を見出し国会を通過させるのだという新しい国会のルールを作らなければ、政治は本当に国民に見放されてしまいます。
国会は閉幕しましたが、国民のために成果を出せる国会の新しいあり方について、知恵を絞っていかなければならないと考えています。