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泉佐野空港連絡橋利用税

新聞等でも報道されているところですが、泉佐野市が求めてきた関西国際空港連絡橋への利用税新設に総務大臣が同意をしました。
本件は、泉佐野市の財政にとっては望ましい事ではありますが、関西国際空港の利用者や物流関係者等、新たな税負担を迫られる方々にとって歓迎できるものでないことも事実でしょう。

私は関空の発展を願い、国会議員になって以来、連絡橋通行料金の引き下げに力を尽くしてきました。
一時は普通車往復1500円だった通行料金も、昨年8月からは時間帯割引の拡充などの実現により最安時間帯では往復400円で利用できるようになりました。
この間の多くの関係者のご理解・ご努力を考えると、結果として利用者の負担が増えるような施策は本当に残念であるという思いも正直あります。

一方で、政権交代前の2009年、地元へほとんど相談もなく連絡橋が国有化され、突然年間約8億円もの固定資産税を失った泉佐野市が、その補てんを国に求める立場も十分理解できます。
私も政権交代後、国土交通省を中心とした関係者と議論を重ねてきました。
当然のことながら国もまた国民からお預かりした税金を泉佐野市に補てんしていくためには、法律に基づいた何らかの制度・仕組・事業等が必要なわけですが、残念ながらこれまで泉佐野市と国が合意できる妙案を見つけられてこなかったという現実があります。

今後、泉佐野市とNEXCO西日本との間で具体的な税の徴収方法やその費用負担についての調整が始まると思いますが、私も地元議員として、何とか利用者の負担を極力限定する形で泉佐野市の財政健全化の道筋がつくような解を見つけられるよう努力を続けるつもりです。
何より重要なのは、関空を中心に泉佐野市域の経済活動が活性化することであり、それが結果として市の税収増につながっていくことが、多くの関係者にとってwin-winの解になるのだと思います。
7月に控えた関空・伊丹の統合という一大プロジェクトを必ずや成功に導き、その果実を泉州地域が享受できるよう今後も知恵を絞り、汗をかいて参る決意です。