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民主党大阪府連代表就任

去る15日、民主党大阪府連の定期大会が開催され、私は正式に大阪府連代表に就任しました。
わが国にとっても大阪にとっても非常に重要な時期に、このような大役を引き受けることとなり、身の引き締まる思いです。

私は民主党全体も、そして大阪府連も、次の衆議院選挙において壊滅的な打撃を受ける可能性があり、極端に言えば無くなってしまってもおかしくはないという重大な危機感を持っています。私は大阪府連代表として、そういった危機意識の上に立って、以下のような決意のもと府連運営をしていきたいと考えています。

第一は、民意というものにしっかりと耳を澄ませ、寄り添っていくということです。世論調査やマスコミの報道は、民意の一部を切り取ったものに過ぎません。多様な一つひとつの民意に耳を傾けるということは、同時に私たち自身が一人ひとりに説明をし、ご理解を頂くというプロセスでもあります。そのプロセスを丁寧に行いながら、最終的には政権与党として責任を持って結論を出し、実行していくということが求められているのだと思います。

第二に、政権交代から三年が経とうとする今、そろそろマニフェストに書かれていることの中で、残念ながら実現できていないことについて真摯に反省をし、これをどのようにして実現していくのか、或いは目標を修正していくのか、決断をしなければならない時期に差し掛かっているということです。
また、政権交代後に起こったギリシャ危機や東日本大震災といった重要な環境変化に対する危機感を国民の皆さんと共有し、マニフェストに拘泥するだけでなく、危機に対応した新しい政策が必要であることもご理解頂かなければなりません。
政権交代後の政策遂行に関する総括と新しい目標の設定は、政党としての民主党の存在意義を問われる重要な作業だと考えています。

第三に、とりわけ大阪では大阪維新の会との関係は重要だということです。過去を振り返れば大阪維新の会と民主党は、選挙等においてもしのぎを削る関係にあったわけですが、結果として民意の支持を得た府知事や市長の政策について、まずは正面から受け止め、真剣に対応していくことは必要です。
まずは府民の選択を是とし、その政策遂行のプロセスや結果について、誠実にチェックをしていくという冷静な対応こそ、府民の政治に対する信頼を取り戻す王道であると思います。
民主党は中央においては政権与党であるわけで、大阪府・市が構想する地方分権の考え方についても、国レベルで協力できる部分は出来る限り協力し、大阪維新の会が大阪で政治的成果を出すことができるのか、そしてそれが本当に府民・市民が望む道と重なっているのかについて、冷静に判断して頂ける環境を整えなければならないと考えています。

私は、政権交代が当たり前に起こり得る政治状況が生まれた以上、誠実な与党と野党の関係、議会の成熟した運営ルールのようなものをしっかりと積み上げて行かないと、「決められない政治」「足を引っ張り合う政治」が幅を利かせ、結果として国民・府民の誰もが利益を得ることができなくなってしまうと感じています。
その苦々しさ、無念さを政権交代後の中央政局で味わったからこそ、維新の会との関係においては、未来志向・府民志向の立場に立たなければならないと強く思うのです。

難題山積の厳しい道のりと覚悟していますが、新しい大阪の民主党に信頼と期待を取り戻すことができるよう全力を尽くして参ります。