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野田代表再選支持

明日、新しい民主党の代表が決まります。
今月10日の告示以来、野田現代表をはじめとする各候補の政見、また各種の討論会等での議論を聞いて参りましたが、私は今回は野田総理の再選を支持することと致しました。

先週の長安通信でも書きましたが、私は今回の代表選においては、時代がいま大きな転換期を迎えていることをしっかりと認識し、党内向けの内向きな議論ではなく、国家全体の先行きに目を向けた議論をして頂きたいと思ってきました。
尖閣や竹島に象徴されるわが国を取り巻く国際情勢の緊迫化、内政においても維新の会をはじめとする政治勢力の台頭と政界再編への動き、更に経済においても原発も含めたエネルギー政策とわが国の成長戦略の再構築など、国論を二分するような大きな政策テーマがあります。
同時期に行われている自民党総裁選の候補者の議論も聞いていますが、民主・自民双方の代表・総裁候補者の中で、野田総理が最も冷静・的確に情勢を捉え、安易に世論受けを狙うことなく、これからのわが国の行く末に責任を持とうとしている思いが伝わってきました。
現職の総理大臣だから当たり前という考え方もできるでしょうが、国難とも言うべき危機に直面しているわが国の現状を真に認識していれば、自分を利するために誰かを批判したり、貶めたりするような内向きの議論をするような候補者は、わが国のリーダーに相応しいとは言い難いと思います。

私は野田代表の掲げる政策の全てにもろ手を挙げて賛成するわけではありません。
特に経済政策の面では、より大胆で思いきった成長戦略の実行を強く期待するものです。
しかしながら、今は小異を捨てて大同につき、つまらない足の引っ張り合いをすることなく政治が一丸となってわが国の経済再生を後押しし、国力を回復することこそ最重要課題です。
領土問題をはじめとする安全保障上の課題も、相対的な国力の低下がその背景にあることは否定できません。

少なくとも次の衆議院選挙までは、わが国の政治に責任を持つのは民主党と自民党という二大政党です。
既成政党への国民の批判は大きなものがありますが、秋の臨時国会においては、それぞれの政党が新しい代表・総裁のもと危機感を持って知恵を出し合い、政治のプロフェッショナルとしての矜持を示さなければならないと強く感じています。