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安倍自民党新総裁誕生

昨日の自民党総裁選挙で、安倍元首相が新しい自民党総裁に選出されました。
総裁経験者の再登板は自民党結党以来初めてということですが、安倍氏は前回も最年少で総理となられた経緯がありますし、まだ58歳ということですので今なお働き盛りのリーダーと言えるでしょう。
前回の総理辞任の経緯を振り返ると色々と思うところもあるわけですが、今回は健康に留意され民主党と共に二大政党の一翼を担い、政治への信頼を回復するためのリーダーシップを期待すべく、まずはエールを送りたいと思います。

衆議院選挙も近いうちと言われる中で、近く開かれるであろう臨時国会において野党側は大変厳しい対応を取ってくるものと予想されます。
しかし、尖閣・竹島をはじめとする外交問題、またそれに端を発する貿易・投資等も含めた経済上の問題、そして社会保障と税の問題など、わが国が直面する課題はいずれも緊急性を要するものであり、永田町の論理を振りかざして内向きの議論を続けることは許されません。
また、自民党総裁選での議論を見ていても、それぞれの課題に対する問題意識や対応の方向性は、野田総理が述べてきたこととそれほど大きな差があるとは思えないわけで、今は与野党が危機感を共有して建設的な議論をすべき時だと強く感じます。

安倍総裁はかつて総理としてねじれ国会の厳しさを骨身に染みて感じたはずです。
当時は民主党が野党であり、いま振り返れば政権交代至上主義的な強硬な国会対応があったことは真摯に反省しなければなりません。
安倍総裁が再登板することの最大の意義は、ご本人自身が身をもって体感された衆参ねじれのもとにおける政府と国会の関係の困難さを乗り越えるために、新たな建設的な合意形成の仕組みを与野党が協力して作り上げていくことではないかと思います。

中国・韓国という隣国との緊張関係が高まる中で、わが国の国政に責任を持つべき二大政党が角を突き合わせ、足を引っ張り合うことがいま国民の求めていることとは思えません。
来週には、内閣改造や党内人事も本格化する予定です。
私もどのような立場であれ、自分の役割を全力で果たして参る決意です。