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国会改革

昨今国会改革がよく叫ばれています。

昨日野党に示された自民党案では首相と野党党首との党首討論の定例化や審議充実のための副大臣、政務官の答弁機会を増やすことや審議の効率化などが提言されています。

初当選以来国会対策に関わってきましたが、国会は慣例、前例といったものが多く非効率な運営がなされていると言わざるを得ません。

自民党、社会党が一種のバランスを保ち、与野党逆転がない時代は、野党にとってみると、国会審議が見せ場であったのも事実です。
その名残で、現在でも野党は審議日程を如何に引き延ばすかということに全力を注いでいます。法律案の内容に賛成でも野党は審議を先延ばしするのが常となっています。
結果として、多くの時間的損失をわが国は被ってきた訳です。
報道も目先の政局報道ばかりで、こういった問題をほとんど取り上げてきませんでした。

例えば、今年の通常国会に提出され可決された空港民営化の法案(地方の空港を民営化して経営を効率化しようという法律)も、実際は昨年の国会に提出されていたものを野党が賛成せず審議未了になっていましたが、自民党が与党になり一転賛成どころか法案提出をして可決するに至ったのです。

私は、本格的な政権交代を経た今こそ、抜本的な国会改革をしなければならないと考えます。
この間、自民党、民主党ともに与党、野党を経験し、お互い不毛な野党との対立や無意味な野党の抵抗を目の当たりにし、国会が本来のあるべき姿から大きく乖離していることを十分認識しているからです。

にもかかわらず現在の状況を見ていると、遅々として国会改革が進まないというのが現状ではないでしょうか?また議員定数の削減についても同様のことが言えます。

もっとも、こういった問題を国会で議論すること自体無理があるのかもしれません。なぜなら、グラウンドでプレーをしながらプレイヤーがルールを決める訳ですから、お互いが自分に有利なルールにしようと譲らないのも当然だからです。

だからこそ私は有識者などの第三者が客観的な立場でルール作りをすべきだと考えます。ただ現状を見ているとそのような主張をする議員がほとんどいないのも実状です。

世界が急速に変化しているなかで、日本が取り残されないためにも、迅速に政治改革が行われることを切に願います。