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因縁

今日の朝刊に本四高速の債務を来年度から本州の高速道路会社3社と統合するという記事が出ていました。

従来、日本の高速道路は料金収入をプールして、全国の高速道路建設にその料金収入を当ててきました。本来は建設費用を回収すれば無料にすべき高速道路がいつまでも料金を徴収しているのはこの制度のためだった訳です。

しかしながら小泉内閣で道路公団が民営化され、こういったことに終止符を打つという話であったにもかかわらず、結局は本四の債務を肩代わりするというまさに本末転倒の大幅修正が行われようとしています。

当初から私は現行の民営化のやり方では、債務の分別管理があいまいになるのではと危惧していましたが、まさにそれが現実となってしまいました。

一方、当時政府の民営化案を擁護し脚光を浴びたのが、今話題の猪瀬東京都知事でした。

いみじくも知事が辞職を決意したその朝にこの道路公団民営化に関する記事が報道されていることに何か因縁のようなものを感じます。

あまり国民の関心は高いとはいえないかもしれませんが、本四高速のこの問題でまた国民を裏切る政治が行われてしまったことが残念でなりません。